競馬情報会社は予想ソフトを精査用、レースデータの分析、買い目算出の情報源として活用しています。

競馬情報会社を選ぶ際のポイント-見落としてはいけない落とし穴

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予想ソフト

 

競馬用の予想ソフトは2005年あたりから普及して、現在では個人・業者・メディアなど幅広い方から活用されています。
予想ソフトの普及によって個人の独学でも競馬で勝てるチャンスは広がりました。

 

現在主流になっているのは、JRA-VANのデータラボ会員(月額2,052円)になると利用できるTARGETというJRA公式サービスです。
TARGETのメリットはJRAの公式データを自動取り込みできることです。データラボ会員になると、100本以上のソフトを自由に使えて、その他の有料ソフトも用意されています。
既存のソフトに基づいたロジックで買い目を出すことも可能ですし、独自に買い目を出すロジックを組み立てられるソフトや、JRA-VANと連携させて馬券の自動購入できるものがあります。
従来のソフトは膨大なデータを手動で更新していく手間が必要でした。
TARGETは更新作業の手間がなくなったことで、競馬情報会社でも幅広く利用されています。

 

予想ソフトは主に精査用

 

競馬情報会社は予想ソフトに任せて買い目を出すのではなく、独自の情報や予想師の出した買い目がデータ的に不利な要素がないか精査するために使うことが多いです。
ほかにもレースデータの分析など、買い目を算出する際の情報源としても活用されています。

 

競馬の予想ソフトが入ったパソコン

予想ソフトだけでは、少ない買い目で回収率100%以上を確保するのが困難ですし、データだけで出した買い目は、プロの予想師から見て絶対に来ないような内容も含まれてしまいます。
ドワンゴが主催した予想ソフトのコンテストにあたる電脳賞の結果を見ると実力がよく分かります。
2016年からスタートして、3回目を迎えた2018年の電脳賞は、13の精鋭ソフトがエントリーして、回収率100%超えをしたのは僅か2つでした。
この2つは対象52レースの中で10万馬券近い高額配当を的中させたことが好成績を収めた要因で、1日5Rを予想して全敗の日も見られました。
電脳賞は1レースにつき1万円の上限があるルールで、少ない買い目では最新ソフトを使っても勝ち続けることは困難です。

 

 

競馬ソフトを使って大儲けした馬券裁判男

 

2005年から2009年にかけて予想ソフトの自動購入で約1億5千万円の利益を出したことで話題になった人物がいます。
有名にさせた要因は、ハズレ馬券を経費に認めず払い戻し金だけを対象に追徴課税を受けたことに対して、ハズレ馬券も経費で認めるように主張した裁判を起こしたことです。
結果的にハズレ馬券は条件付きで経費計上が認められる判決を勝ち取りましたが、平凡な会社員が予想ソフトだけで億単位の利益を出していたことでも話題になりました。

 

馬券裁判男の手法はオッズと馬やレースの分析から数百点の買い目をコンピューターで自動算出して、どの買い目でもプラス収支になり高い的中率を確保し、一部の高配当で全体の利益を伸ばすものでした。
もっと分かりやすくまとめると、本命であればトントン収支、波乱の展開で高配当になれば大きな利益が出る資金配分をソフトで自動計算し、穴狙い予想の的中率の低さをカバーしたのです。

 

この手法を実践するには、数百の買い目とオッズに応じて購入単価を増やすための資金力が必要です。
当初の軍資金も100万円用意していて、資金力と1レースに大金を注ぎ込む度胸がないと真似できません。
この手法はネット投票をしないと実践できないので、利益が出たら確定申告して税金を払わないと追徴課税を受けてしまいます。

 

馬券裁判男は裁判後にソフトの自動購入による運用をやめてしまったようです。
予想ソフトの普及や個人でも手軽に最新ソフトを利用できる環境から、競馬情報会社を使わなくても利益を出せると思う方もいますが、ソフト任せの予想だけで勝てるほど競馬は甘いものではありません。