情報が出る早さを比較
私が競馬を始めた20数年くらい前は、JRAの枠順確定が遅かった為、競馬新聞の印も競馬新聞記者が枠順確定前に打っており、
早くに出している分だけ、情報の信ぴょう性が低いという事が多々ありました。馬場状態が見合わないとかです。
今は出走馬確定から枠順確定も早くなった分だけ競馬新聞の印の信用性も多少なりとも向上しているとは思います。
その分、極秘情報等の捏造を謳い文句にしながら、実際には競馬新聞等のメディアからの情報を自分達の予想に活かしている大半の競馬情報会社にとっても、早い段階で会員に情報提供出来ていると思います。
私が以前、勤めていた情報会社では前日の夜にテープに吹き込んで、電話で情報を流していました。
私の経験からは競馬情報会社の会員さんというのは、早い段階で馬券を購入している人が多いです。非常に多いです。
ですから、会員さんは早い段階で情報会社に予想、情報を求めてきます。
しかし、予想、情報を早い段階で会員に伝える事が、的中確率が上がる事に繋がる訳でもありません。
何故なら、競馬には当日の出走馬の気配、馬場状態、あるいはその日の“流れ”といった様々なファクターが大きく影響しているからです。
仮にとある競馬情報会社がまともに経営していたとしても予想を的中させる事は難しいと思います。
大半の今のいい加減な情報会社では尚更でしょう。
競馬には様々なファクターが絡み合っている訳ですから、出来ればその日の流れ、馬場状態、直前の馬の気配を見てから馬券を購入する事がベストだと思います。
そういった意味では信用性のおける情報会社というのは、直前まで、電話あるいはインターネット上で対応している会社なのではないかと思います。情報の早さだけではなく、最後、ぎりぎりの段階まで会員さんに対応してくれる情報会社ですね。
私の会社でも電話対応はしていましたが、GIレースの直前などは電話が掛かりっぱなしで、会員さんから繋がらないというお怒りを戴いた事も多かったです。
もし仮に私が競馬情報会社を経営するのであれば、インターネット上でそれらの直前の情報を流す事を考えますが、当時の私の情報会社の上の人間は考えなかったです。そうした会員さんの視点、目線に立っていない競馬情報会社が多すぎるというか、大半です。
的中情報の捏造などもありますし・・・。
競馬情報会社がサービス業である以上、手間は省いてはいけないと考えています。